心不全の検査治療のため、入院が必要と言われましたが、外来での検査と入院での検査では何が異なるのですか?またどのくらいの入院期間を要しますか?
自覚症状が軽度(日常生活にてほとんど症状無し)であれば、外来にて採血、 胸部X線、心臓エコー、心電図(12誘導および24時間)、胸部CT(冠動脈造影含む)、心臓MRIなどの検査で心不全の原因および重症度評価が可能です。しかし、日常生活レベルの活動にて呼吸苦、息切れ、動悸症状を認める場合、夜間などに横になっている姿勢で呼吸苦を認めて起き上がることがある場合は、入院してお薬の調整をしながら上記の検査を受けられた方が良いと考えられます。
また、入院期間は心不全の重症度によって異なりますが、治療および検査を並行して行う場合は通常は14日間程度の入院が必要になると考えます。