心不全患者さんが日常生活で注意すべきことは?
- 塩分をとりすぎない
- 水分をとりすぎない
- 風邪をひかないように気をつける
- 内服薬をしっかり飲む
上記の4つが特に重要です。
具体的には、
- 塩分の取りすぎはむくみをはじめ、心臓に負担をかける原因となるので注意しましょう。
- どれぐらい水分をとってよいか?に関しては、基本的にはよほど取り過ぎなければ特に重症である場合を除いて制限はしませんが、ひとつの目安として少なくとも1週間に一度は体重を測って2kg以上増えているときは、むくみが来ている場合があり、注意してください。その場合、症状がなくても担当医師に相談することをお勧めします。
- 風邪等の感染、特に発熱を契機に心不全が悪くなることはよくあることです。風邪を引かないように日ごろからうがい、手洗いを徹底してください。また、イン フルエンザワクチン等で予防できるものは可能ならば積極的に受けるようにした方がよいので担当医とよく相談して対応してください。
- 薬はしっかりと飲みましょう。薬を飲み忘れることが心不全の急激な悪化につながることもあるからです。